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Guzziに恋して

ついつい、の先へ

ついつい、という事がたまにある。
ついつい、だけに突然やってくる。

雨でしばらくツーリングできなかったので
晴れの平日に関越道で吹割りの滝へ向かった。
そして今回はもう少し先、道の駅「尾瀬かたしな」へ・・
ところが途中で出会ったバイク乗りは
その先の「日光白根山ロープウエイ」まで走るという。
気がつくとバイクの調子は良く
ついつい、そのロープウエイ乗り場まで走ってしまった。
今日のプランとしては時間オーバー?
いや、少し暗くなるけど
気楽なソロツーだし・・・
ついつい、は悪魔の誘惑だ・・・
その誘惑で、大変なことになると知らずに・・
ついつい、の先へ_e0286552_22075269.jpeg

# by zxc06132 | 2022-10-01 22:12 | Comments(2)

原爆の図丸木美術館へ


8月6日、
東松山IC降りて10分程の都幾川沿いに
丸木美術館はひっそりと佇んでいた。
ひろしま忌のこの日、曇り空
開館までのひととき、都幾川を眺めながら
蝉の鳴き声にうたれながら過ごす。
77年前もこうして蝉が鳴いていたのだろうか。

原爆の図は、静かに力強く、そこにあった。

次の世代に伝えること、
人として向き合うこと、
芸術が成し得ること・・

藤田嗣治は葛藤の中、戦争の絵を描き、
ピカソはゲルニカを描き、
丸木位里・俊は原爆の図を描いた。

ひろしま忌は大雨の影響などで中止となった。
灯籠流しにかえて、祈りを捧げたい。
平和な日々でありますように・・・
原爆の図丸木美術館へ_e0286552_22585056.jpg







# by zxc06132 | 2022-08-06 23:05 | Comments(0)

大人の夏休み

猛暑も雨も混雑も避けて、
平日に恐竜と化石と自然を求めて
ミュージアムパークへと友と走る。

朝は一面の雲だったが、徐々に青空が見え始める。
高速道で埼玉県、千葉県を通過し
利根川を越えるとすぐに茨城県へ。
ICを降りるとそこは、つくばみらい都市。
見渡す限りの田園風景を抜けると
緑豊かな自然博物館へと導かれる。
平日の静かな・・のはずが、子供達の団体でいっぱい‼︎
こいつらには負けられないと好奇心を全集中させる。

子供の頃からこのような博物館で
学習できる機会があるなんて・・
自分は今、今になって訪れている。
自然、生命、宇宙と、知るほどに
見ることも知ることも楽しくなる。
しかも最近の展示は見せ方に工夫があり、
映像や最新の情報も盛り込まれるなど、
楽しく学び夢を膨らませる企画が感じられる。

館内を巡った後は隣接したミュージアムパークへ。
木立の中の遊歩道は爽やかな風が抜ける。
ひろ〜い芝生広場に辿り着くと
そのまま芝生に身を任せ空を見る。(昼寝?)
体は大地にすーっと吸い込まれるよう〜(気持ちe〜)
あー、大人の夏休み・・・
最高のひととき・・・

大人の夏休み_e0286552_21125356.jpg

# by zxc06132 | 2022-07-09 21:22 | Comments(0)

梅雨の合間のモダン・・・

原田マハの「モダン」を読み終えて
モダンアートって何なのか?
答えは見るしかないと思い立ち
平日の休みに一路走り出した。
梅雨に入ってはいるが、
天気予報の雨が少しズレ込み
時間差で何とかなると・・・
目指すは原美術館ARC!!
ほぼ高速道路で片道150km弱の距離だ。

関越道の渋川伊香保ICで降り
R17からK33でグリーン牧場の先を右折すると、
建築家磯崎新による漆黒の建築が見えてくる。
現代美術ギャラリーA、B、Cと
特別展示室をひと通り観るとざっと1時間。
企画展は「雲をつかむ」だが、
見終わると雨雲にガッツリつかまれていた!

HARA MUSEUM ARC の空間で
自分がここに存在して
その何かと対峙している・・・

何かを求めて、
また走るんだろうな、きっと。
梅雨の合間のモダン・・・_e0286552_22373586.jpg
梅雨の合間のモダン・・・_e0286552_22375285.jpg


# by zxc06132 | 2022-06-10 22:51 | Comments(0)

銀河鉄道の夜に

連休のはじめ、3年ぶりのバイク帰省で
北上の宿をめざし北上した。
予報通り仙台付近は昼から雨、カッパを着込む。
何故か雨装備をすると、雨も気にならずに走れる。
(これもバイクあるある?)

高速道路の水捌けは良く、
ハンドルカバーのお陰でグローブも濡れない。
車体のwaxも効いてて水を弾いてる。
しかし、外気温は下がってくる・・・
福島山間部の雪予報が嘘でないと感じられる。

根性で走り抜き、気ずくと580km走破‼︎
まだ明るいうちにホテル地階駐車場に入る。
チェックイン後、ホテルの傘を借り
北上駅から花巻駅へローカル電車の旅に出る。
花巻駅に着くと雨はみぞれになり、
坂を下ったコーナーの壁に目指すものがあった。
それは、夜にしか見れない
ブラックライトで浮かび上がる壁画、
銀河鉄道の夜・・・
雪で重くなった傘でしばし立ちつくす。

翌朝、陽射しで雪も溶け
普通に走れることに感謝しつつ出発する。
まずは宮沢賢治記念館へ。
そして童話村、イーハトーブ館へ。
見て訪ねるほどに、
賢治とは何者なのかわからなくなる。
科学者?哲学者?農学者?詩人?
その全てであり、分類は無意味で全ては連鎖している。
科学と自然、生きるという事が繋がっている。

そこからローカルな県道を走り、
賢治と交流のあった高村光太郎記念館へ。
一面カエルの合唱と川のせせらぎと水芭蕉
山を背景にしたあずま屋が、晩年過ごした光太郎の棲家。
そこで土を耕し野菜を育てながら、
妻智恵子亡き後に、ここで生きることで
再生した光太郎・・・ここの環境で・・
土や自然なしには人は生きられない・・・

宮沢賢治と高村光太郎・・・
イーハトーブの郷で、どう生きたかを知り
どう生きるかを考えさせられた・・・

銀河鉄道の夜に_e0286552_23154242.jpg
銀河鉄道の夜に_e0286552_23150205.jpg



# by zxc06132 | 2022-05-13 23:28 | Comments(1)



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